企業ブランド確立を目指して
当社は1935年に北海道室蘭市で個人商店として創業し、1964年東京オリンピックが開催された年に法人組織として設立しました。その後の高度経済成長や各地で発生する自然災害など、様々な場面で“建機レンタル”のニーズが高まり、日本の経済成長とともに発展を遂げ、1998年に東京証券取引所市場第一部に上場しました。
2011年に発生した東日本大震災を契機に、建設機械レンタルサービスの社会的価値が一層向上し、社会的な認知度もずいぶん広がりました。復旧復興事業を担うのは建設業ですが、その装備(機械)を一手に引き受け、現場に提供する建機レンタル業は「重要な社会インフラのひとつ」と捉えられるようになりました。
現在、当社は建設機械レンタル業界においてトップグループを形成し、レンタル業界のリーディングカンパニーに成長しましたが、それに満足することなく更に高みを目指し、将来的には「建機レンタルといえばカナモト」と誰からも一番に社名を挙げていただけるような会社を目指しています。
カナモトの社風と活躍する人材について
当社には40年以上前から掲げる社員の「行動指針」があります。
- 変革を求め会社の活性化に総力を結集せよ
- 我が社は利益を追求する戦斗集団であることを自覚せよ
- 自主・自律の心を持て
1つめは“組織としてのあるべき姿”を、2つめは企業本来の役割である“利益の創出”を、3つめは“自立”ではなく“自律”がポイントなのですが、社員一人ひとりに根付かせるべき精神を表しており、この行動指針が現在のカナモト全体に息づいています。
社風についてご質問をいただくことがありますが、当社では人と人との関係性や仕事の進め方は、職種ごとのチームや営業所単位、あるいは現場単位で独自に工夫をして創り上げています。「人」を優先する企業文化が根付いており、社員がそれぞれの価値観に基づくスタイルを築き、個性を発揮しながら勤務しています。
人材に対して特別に求める素養というものは具体的にはありません。社会に出てどんな出会いをし、どのような仕事をして、どういった知識を身に付けたか。私はその経験にこそ真価があり、人の成長を支えると考えています。 皆さんには、ぜひ「カナモト」というフィールドで様々な経験をして、ご自身の成長にチャレンジしていただきたいです。