日々、機械に触れて経験を積み、 女性技術職の先駆者を目指す

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INTERVIEW
04

技 術

帯広営業所
2017年新卒入社

坂口 琴美

生まれも育ちも北海道。航空業界向けの専門学校卒業後、技術職として新卒で入社。帯広営業所への初期配属から、釧路営業所への異動、再び帯広営業所勤務と、知識と経験を着実に身につけている。入社3年目に建設機械整備技能士2級、5年目には同1級を取得。休みの日は、友人と美味しいものを食べにお店を巡っている。

※掲載内容は、インタビュー当時のものです。

なぜ、カナモトの技術職に?

先生の勧めで興味を抱いて
機械の知識ゼロで入社、
技術を着実に身につける

もともとは航空業界への就職を考えて、業界向けの専門学校で学んでいたのですが、就職活動の際にいろいろと調べるなかで、事務的な仕事よりも、身体を動かす仕事の方が向いていると思うように。特に、車が好きなこともあって、整備の仕事に興味が湧きました。整備の求人はいくつか学校に来ていたのですが、なかでも、カナモトは毎年のように学校の先輩が就職しており、先生からも勧めていただいたことが大きいですね。学校で機械について学んだわけでもなく、ほぼ知識ゼロの状態で入社したので、当初は本当に不安しかありませんでした。しかし、研修やOJTを通じて、先輩の方々が作業の一つひとつを丁寧に、まさにイチから教えてくれたことで、なんとか技術や知識を吸収することができました。先輩たちの指導のもと、建設機械整備技能士の資格も、5年目には1級を取得できて、自身の成長も実感できています。環境にとても恵まれたと感じますね。

やりがいを感じる瞬間とは?

自分が整備した機械が順調だという報告が、
仕事の成果を実感でき、素直に楽しい

現在、主にレンタル機の貸出・返却対応や返却になった機械のチェック、破損があれば部品の手配・修理、定期メンテナンスなどを手がけています。工場での作業がメインですが、急な機械のトラブルなどで、現場に出向くこともしばしば。その際に、お客さまから「頑張ってるね」「ありがとう」などと声をかけてもらえるとやはり嬉しいですし、この仕事のやりがいを感じる瞬間です。記憶に強く残っているのは、油圧ショベルのエンジン乗せ換えを実施した時のこと。上司がメインの作業担当で、自分は手伝ったに過ぎないのですが、営業所では普段めったにやらない作業で、とても勉強になりました。その一方、こうした初めての作業など、自分一人の力では思うようにできず悔しい思いをすることもあります。しかし、日々さまざまな機械に触れて、それまでできなかった作業ができるようになると、スキルアップを実感できます。自分で修理した機械が、順調に動いていると報告を受けると、シンプルに楽しいですね。

Schedule

8:00
早めの出社
8:30
チームでのミーティング、貸出・返却の予定やメンテナンス作業の確認
9:00
発電機などの出庫前の準備
12:00
昼食
13:00
返却機械のチェック
15:00
重機のメンテナンス・出庫作業
17:00
注文書の処理、検査の記録表入力などの事務作業
18:00
退社

これから目指したいことは?

カナモトにもっと女性の技術職を増やすため、
ロールモデルとなる存在へ

女性の正社員の技術職は北海道では私一人なので、女性の技術職をもっとカナモトに増やしていくことが目標。しかし工場での仕事は、夏場は暑くてよく汗をかきますし、冬場は冷えるなど環境的に大変なことも多いです。また、重いものを持ち上げる作業など、やはり力が必要になることもあります。男性に比べて不利だと感じる面もありますが、女性だからといって変に分け隔てられることもないため、職場には居心地の良さを感じています。営業所には、女性専用の更衣室やトイレも備わっていますし、特に不便を感じることはありません。そして私自身、まったくの未経験で入社しましたが、知識や経験がなくても、きちんと仕事を覚えていける環境がカナモトには備わっています。この環境を生かしてスキルアップを果たしていくことで、女性の技術職でも男性に引けを取らずに最前線でやっていけると、見せられる存在になっていきたいです。

知識ゼロからスタートでも、 成長できる環境がカナモトにはある。 それを私自身が先頭となり、証明していく。