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可搬式燃料電池(直接メタノール型)給電による野生動物撃退装置の稼働実証に関するお知らせ

当社は、金山町森林組合および豊通マテックス株式会社と共同で、山形県最上郡金山町の「山形県遊学の森」(以下「遊学の森」)において、可搬式燃料電池(直接メタノール型)を電源とする野生動物撃退装置の稼働実証を、2026年8月25日より開始しました。

本実証では、当社が野生動物撃退装置および可搬式燃料電池をレンタル提供し、商用電源のない山林環境における安定的な給電と、野生動物撃退装置の運用可能性を検証します。

背景・目的

遊学の森では、例年、秋のシーズンを中心に、クマが木に登った痕跡である「クマ棚」が見られるなど、クマの出没が複数確認されており、来園者の安全確保に向けた対策が求められていました。
一方、森林内には電源設備がないため、野生動物撃退装置を昼夜問わず安定して稼働させるための給電手段の確保が課題となっていました。

こうした課題に対応するため、本実証では、天候や時間帯に左右されにくく、静音性を備えた可搬式燃料電池を活用し、野生動物撃退装置へのオフグリッド給電を行います。実際の山林環境における稼働状況や野生動物の出没状況を記録し、電源の確保が難しい場所での装置運用の有効性を検証します。

実証概要

期間 2026年8月25日〜11月下旬(予定)
場所 山形県最上郡金山町「山形県遊学の森」
設置機器 野生動物撃退装置+燃料電池(給電用)
燃料電池搭載型カメラタワー(稼働状況・動物の出没を記録)
運用条件 民家近接の為、鳴動音量を通常の約半分(50db)に抑え、
稼働時間を夜間のみに制限(17:00~翌6:00)した環境での実証を実施

実施体制

主体 役割
金山町森林組合 実施主体
遊学の森 指定管理者
豊通マテックス株式会社 可搬式燃料電池国内販売代理店
燃料電池搭載型カメラタワーの提供
株式会社カナモト(当社) 野生動物撃退装置および可搬式燃料電池のレンタル

燃料電池によるオフグリッド給電の意義

  • 商用電源のない山林・郊外エリアでも安定した給電が可能
  • 天候に依存せず、太陽光発電等と比べて出力が安定
  • 静音性が高く、屋内・屋外など設置環境を選ばない
  • メタノール燃料により、長期間の連続稼働に対応

今後の展開

当社は、本実証で得られた稼働データや運用上の知見をもとに、電源の確保が難しい山林や郊外における、野生動物撃退装置の運用モデルとしての有効性を検証してまいります。

今後も、建設機械レンタル事業を通じて培ってきた機材の提供・運用に関する知見を活かし、地域やお客さまが抱える課題の解決に資する商品・サービスの提供に取り組んでまいります。

実証の様子

■本件に関するお問い合わせ

株式会社カナモト 特需営業部 03-5408-7466