未来への原動力を語り合う

カナモトには、人を育て、成長を促し、 あるべき姿に向けてチャレンジしていくというカルチャーが根づいています。 現場の社員たちはどう感じているのか、若手3名に語ってもらいました。

Kanamoto Recruiting site

技術/
2021年キャリア入社

西村 隆富

Takafumi Nishimura

前職は内装工事業者。高校卒業後に3社経験した後、航空関係の専門学校に入学。コロナ禍の最中、より安定してキャリアを積める場を求めてカナモトに就職。入社後は技術職として、札幌市内営業所の工場にて建機のメンテナンスを主に担当。

営業/
2019年新卒入社

太田 千尋

Chihiro Ota

北海道出身。人の暮らしに貢献する建設業界に興味を持ち、道内の有力企業であったカナモトに注目。もともとアクティブな性格で営業職を志望して入社。現在は札幌市に隣接する江別市の営業所に在籍。

フロント/
2018年新卒入社

水品 恒星

Kosei Mizushina

入社以来、営業が獲得してきた受注内容に応じて、お客さまに提供する機械を手配するフロント業務を担当。営業と工場の間に立って建設機械のレンタルをコントロールする業務に奮闘中。

※掲載内容は、インタビュー当時のものです。

社員の成長を支える、
カナモトならではの環境

太田
入社して実感するのは、カナモトは人を育てることにとても熱心な会社だということ。教育制度も、入社前の「内定者研修」から始まり、入社後すぐの「新入社員研修」、入社後約半年の「フォローアップ研修」、そして入社3年経った後の「営業・フロント研修」と若手のうちは研修が手厚く、配属された現場でもしっかりと教育してもらえます。
水品
私は入社後、受注した機械を手配するフロント業務に配属されましたが、現場ではメンターと呼ばれる教育担当の先輩が私についてくれて、わからないことがあればすぐに相談して学べる環境でした。他の先輩方からも「遠慮せずにどんどん質問していいよ。間違えたらお客さまに迷惑がかかるから、少しでも不安なことがあればその場で解決して」と言っていただき、質問しやすい雰囲気をつくってくれた周りの皆さんのおかげで成長できました。
太田
私もそうです。1年目は、札幌市内の規模の大きな営業所で先輩の仕事をサポートしながら営業の基本を学び、2年目に江別営業所に異動したんですね。そこは、所長とベテランの先輩と私の3人で営業を担う小さな営業所で、早くから担当のお客さまを持たせていただきました。最初の頃は、お客さまからの要望がよく理解できず悩むことも多かったのですが、所長と先輩が「悩んでいる時間のほうがもったいないから、わからないことはすぐに聞いてね」と、お二人とも忙しいにも関わらず、私のために時間を割いてくださりました。そこで、難しいオーダーに対応するノウハウなどを直に学び、異動してからの半年ほどで一気に成長できたように思います。
西村
私はお二人と違ってキャリア入社です。それまで建機を扱ったことはなく、まったくの未経験でカナモトの技術職に就きましたが、私も工場の現場で先輩方に指導していただきながら知識やスキルを身につけていきました。資格取得も支援してくれて、私も入社早々に機械を操作する資格を取り、最近はさらに一歩進んで機械を検査する資格も取得しました。それに伴って、自分がメンテナンスできる機械がだんだん増えてきたことに成長を感じています。
水品
西村君と私は同じ札幌営業所に所属しているのですが、工場と私のいるオフィスは少し離れているんですね。他のフロント担当の方は無線で工場とやりとりして手配していますが、私はカスタマイズが必要な建機を担当することが多いので、直接工場に足を運んで西村君に「これできる?」とよく相談しています。西村君はまだ若いのですが、私の依頼にいつも的確に対応してくれて、とても頼もしい後輩です(笑)。
西村
水品さんからの依頼は、厄介なカスタマイズ案件が多いんです(笑)。水品さんから連絡が入るといつも緊張するのですが、わざわざ工場まで来て話してくれるので、お客さまのために何とかしたい! という熱い気持ちが伝わってきて、私もできるだけ力になりたいという気持ちが湧いてきます。

Topics.01

主な研修プランについて
内定者研修
入社前年の10月に実施。同期になる仲間とグループワークに取り組み、チームで活動することの重要性を学び、絆を形成します。
新入社員研修
会社の規則・規範、ビジネスマナー、仕事・機械の基礎知識、実務スキルの習得を図ります。技術職は配属先に赴任後、機械の操作資格なども取得します。
フォローアップ研修
新入社員が入社後の半年間を振り返る研修。「自身が成長したこと、学習したことを同期と共有する」「チーム活動において自身の役割を認識して今後のポイントを学習する」「以後のパーソナルビジョンを明確にする」などを目的に行います。
営業・フロント研修
入社4年目の営業・フロント担当職員を対象とする研修で、営業活動の効率化や視点の転換など、基本の確認と見直しを図り、営業技術とサービスの向上を目指します。
技術研修
建設機械・器具や車両の整備に必要な資格・免許の取得を目指します。受験費用は会社負担です。また、社内整備研修や技術講習、安全教育などへの参加も推奨し、メンテナンス技術の修得をサポートしています。
事務職リーダーシップ研修
事務業務の効率化やコスト削減などを推進する実務について学び、事務職のスキル向上を図ります。
所属長研修
各事業所の所長を対象に、事業所の管理スキル、部下の育成・指導、各部門との連携など管理職として求められるマネジメント能力の向上を図ります。
その他
社外研修を受講する機会などもあり、さらなるスキルアップを図ることができます。

永続的にお客さまを支える、
その思いが強い土壌

太田
カナモトは、お客さまからの「こんな建機をレンタルしたい」というご要望には何としても応えようとする会社です。そして、それにお応えできるだけの豊富な製品を自社で抱えていますしね。
西村
工場にいると、本当に多種多様な建機を扱っていることを実感します。建機だけではなく、工事に必要なありとあらゆるアイテムを取り揃えていて、どんなお客さまからのニーズにもほぼ対応できる体制になっている。万が一、自社にはない製品への要望があれば、他社からお借りしてでも提供しますし、徹底してお客さまの満足を追求するのがカナモトらしさだと思います。
太田
営業の現場でも、当社が扱っていないアイテムをご要望いただくことがありますが、フロントに相談すると必ず手配してくれます。また、レンタルした機械の調子がおかしければ、すぐに交換手配の対応に動いてくれますし、だから私も自信を持って堂々と営業することができる。そうした姿勢がお客さまに信頼や安心感をもたらしていて、「次の現場もカナモトさんに任せるよ」とか「太田さんに相談すれば何でも揃うから心強いよ」などとおっしゃっていただけた時は、とても誇りを感じます。
西村
あと、お客さまがお持ちの機械のちょっとした修理など、カナモトのレンタル品でない製品でも、お客さまがお困りになっているようなら修理の対応をしています。技術のスタッフは皆、業務が増えることに不平も言わずに当たり前のように取り組んでいて、お客さまのためにここまで尽くすんだと単純に感動しましたね。
水品

お客さまに対してもそうですが、地域に貢献するという意識も強い会社ですよね。たとえば災害が起こった時などは、全社を挙げて緊急対応しています。私が入社して間もない頃、北海道内の厚真で地震が発生し(※)、停電や土砂崩れなどの被害が出ました。復旧に向けて早急な対応が求められるなか、工事を担うお客さまからの要望に先輩方が最優先で対応し、発電機や建機などを迅速に手配して被災地への運搬を指揮。その姿はいまでも印象に残っていて、とても格好よく見えました。

太田
いまの水品さんのお話を聞くと、私たちの仕事はまさに社会のインフラを支える力になっているのだと、あらためて思い知らされます。
水品
そう。私もその時、カナモトは社会的意義の大きな事業を手がけていることを実感し、同じ場面になったら先輩のような行動をとらなければと、強く心に刻みました。その裏には、カナモトが掲げる「行動指針」があって、皆それを大切にしていることも当社らしい風土をつくっているように思いますね。

※2018年8月に発生した胆振東部地震。最大震度は厚真町で7だった。

Topics.02

40年以上前から掲げる
「行動指針」について
1.変革を求め会社の活性化に総力を結集せよ
2.我が社は利益を追求する戦斗集団であることを自覚せよ
3.自主・自律の心を持て

一つ目は“組織としてのあるべき姿”を、二つ目は企業本来の役割である“利益の創出”を、三つ目は“自立”ではなく“自律”がポイントなのですが、社員一人ひとりに根づかせるべき精神を表しており、この行動指針がカナモト全体に息づいています。
めまぐるしく変化するビジネス環境に対応しながら成長を続けていくための原動力、それは当社の歴史を支えてきた、この企業哲学ともいうべき行動指針にあります。現状から脱することを恐れず「変革」を求め、社員一人ひとりの意識改革を不断のものとすること。そして「挑戦」のフィールドをどこまでも広げ深化させていくこと。その絶え間ない実践こそが、カナモトを新たな地平へ導くのだと確信しています。

「行動指針」が根ざすからこそ、
実現できること

太田
カナモトの一つ目の行動指針に「変革を求め」という一節がありますが、私も変わることを恐れず、常に新しいことに挑戦して自分を成長させていくことを心がけています。そして、この「変革を求め」というのは、何も会社の中だけではなく、業界全体に向けるべきもの。昨今、建設業界は人手不足などの課題を抱えています。いま業界全体が力を入れているICT施工がもっと普及し、工事現場で機械が担えることが増えれば、人手不足の問題も解消しますし、生産性も大きく向上します。
西村
太田さんが言うとおり、いま建機はICT化が進んでいて、新たな製品が次々現れています。それを扱う技術部門も、新しいテクノロジーをきちんと理解して、お客さまに本当に貢献できる形で提供していかなければならない。勉強しなければならないことばかりですが、チャレンジしがいは大いにあります。
太田
カナモトは、建機のレンタルを通して建設業界全体に大きな影響を与えられる立場にあります。私たちが変革を求めて総力を結集していくことが、「会社の活性化」を超えて「社会の活性化」につながり、より良い社会を実現していくことになると思います。
西村
二つ目の行動指針もインパクトがありますよね。「利益を追求する戦斗集団であることを自覚せよ」とありますが、このフレーズだけを捉えると非常にハードな会社だというイメージを持たれるかもしれません。
水品
実情はまったく違っていて、厳しいノルマが課せられて、達成できなければペナルティがあるとか、そんな会社では決してありません。利益を追求することは企業としての使命であり、利益を出していかなければ事業を継続させることはできず、結果としてお客さまにも貢献できない。だから私も日常業務のなかで「これはきちんと利益が出るだろうか?」という意識をもって物事を判断するように努めています。
西村
技術部門でも、レンタルした機械が破損して戻ってきた時、それがお客さまに起因するものであれば、修理費用を正当に請求しています。まっとうなビジネスをすることを掲げていて、だからこそカナモトは業界内で支持されているのだと思いますね。
太田
戦斗集団というのも、チャレンジし続ける人間の集まりだということ。そうした人材がもっと増えれば、カナモトはさらに大きく化けるはずです。
水品
建設業界ではカナモトの名はある程度知られていますが、世間一般ではまだまだ知名度が低いのが実情です。世の中のためにチャレンジし続けていることをもっと世間にアピールして、誰もが知る存在にしたい。そのポテンシャルは十分に秘めている会社だと思っています。戦斗集団として、そのポテンシャルをさらに発揮させることに挑み、カナモト発で社会をより良くすることに貢献していきたいですね。